くびれが無くなってしまう原因とは

最近になってウエストに目立つくらい肉がつき始めてしまい、くびれが無くなってしまったと悩んでいる女性も多くいらっしゃることでしょう。10代や20代前半といった年齢が若かった時というのは、特に気にする事も無かったはずのウエストラインも年齢を重ねてしまう毎に崩れてしまうこともあるでしょう。
それではどうしてくびれが無くなってしまうのでしょうか？

そもそもくびれが無くなってしまう原因として一番考えられるのが、やはり大腰筋の衰えと言えるでしょう。大腰筋というのは、普段はあまり鍛える事が可能な筋肉というワケでもありません。
大腰筋は腹筋や内臓の更に奥深くに存在している筋肉となっていることから、背骨を引っ張ることで正しい姿勢をする為であったり、または太ももを美しく上げる為にとっても大切な筋肉なのです。

この大腰筋が衰えてしまうことにより、背骨がまっすぐに保つことが出来なくなってしまい、その結果猫背となってしまったり、さらにはお腹がポッコリと出てしまうといったことも考えられます。またそれ以外におきましても、大腰筋と一緒に衰えがちとなってしまうのが腹筋なのです。

腹筋が衰えてしまう事が原因となって、自然と体全体の衰えに繋がってしまうことになり、その他のあらゆる症状にも連鎖的に反応をしてしまうこととなります。そして低下をしてしまった筋肉に変わってさらに増加してしまうのが脂肪なのです。

またこれらの筋肉が落ちてしまう事によりまして、体内における基礎代謝が徐々に低下してきてしまい、その結果としてますます脂肪が体内に構築されてきてしまうのです。そしてこの基礎代謝が低下してきてしまうことで、リンパの流れも悪化してきてしまい、長期的に悪い姿勢で生活をしてきていることから、骨盤が開くなどといった歪みが発生してしまい、これが原因となることで女性にとって大切なくびれが消えてしまうのです。

女性の場合におきましては、特に子宮や卵巣などといった大切な臓器を外部からの衝撃であったり、または寒さから守ろうとする為に皮下脂肪が男性よりも付きやすくなっています。この脂肪につきましては、非常に分解されにくいものとされており、一度体に付いてしまうことによって、なかなか思い通りに落とすことが出来なくなってしまうのです。

そして皮下脂肪が溜まってしまい代謝されなくなることで、セルライトが発生しやすくなってしまうので、なるべく皮下脂肪を付けないようにしておく事が最も大切なことなのです。つまりくびれが実際に無くなってしまう前に、筋肉の衰えや皮下脂肪が溜まってしまうのを防ぐことが大事な対策方法となります。