女性にとりまして、
「くびれ」というのはまさに永遠のテーマと言っても過言ではありません。美しくて魅力的なくびれは女性ならではの魅力ですよね。そしてこのくびれを語る上で欠かすことの出来ないのが、骨盤とその周囲の筋肉ということになります。
男性と比較をして女性の骨盤というのは明らかに広がってしまっています。これはどうしても必要なことであり、子宮や卵巣などといった大切な臓器を外部からの衝撃から守るために作られているのです。
妊娠適齢期におきましては出産の準備として骨盤の周囲に脂肪が付いてきて理想的な骨盤の保護をすることが出来るようになっているのです。
実際に女性達からの声で
「出産後に骨盤が開いてしまった」「脂肪が落ちにくくなった」などといった話をよく聞くことがあります。
このことに関しても女性特有の悩みとなります。骨盤が開いてしまう原因としましては、いくつか考えられますが、内転筋(内股の筋肉)が出産前よりも弱くなってしまっているというケースがどうやら多くなっているようです。
そして脂肪が落ちにくくなってしまった原因としましては、
女性は30歳を過ぎてしまうことによって、筋肉量が落ちてきて脂肪がつきやすくなってしまいお腹が出てきてしまうものと考えられています。
これらが皮下脂肪になりますので、どうしても落ちにくいのです。
それではこの出来てしまった皮下脂肪をどのような方法で落としていけば良いのでしょうか?
ダイエットや食事制限だけでは、内臓脂肪ばかりが落ちてしまい、実際のところ皮下脂肪はほとんど残ったままの状態となってしまうのです。なので筋肉を鍛えることによって代謝を向上させ
皮下脂肪を燃焼させるというサイクルが最も理想的な方法と言えるのです。
こう考えますと、簡単にそして気軽に美しいくびれを作る方法というのは難しいことなのかもしれませんね。
最後にどのようにしてそれらの筋肉を鍛えるとくびれが作れるようになるのかが気になるところです。
まず一つだけ言えることとしまして、
腹筋だけを鍛えたとしてもほとんど効果を期待することは出来ません。その原因は使っていない部位に脂肪が溜まりやすくなってしまうからです。
単に腹筋と言われている腹直筋、わきの下の筋肉である腹斜筋、そして骨盤の内側の筋肉の腸骨筋、腰の奥にある筋肉の大腰筋をメインに鍛えていく必要があります。
これらの筋肉というのは、ヒールを履いての歩行や常時座りっぱなしのデスクワークの場合ですと、ほとんど使うことのない筋肉ですのでしっかりと鍛える必要があるのです。